そもそもマックジョブの定義って?
上記の人に向けてこの記事を書きました。
目次
マックジョブとは?
マックジョブとは
マックジョブとは、誰にでもできる単純労働で、かつ将来性のない仕事のこと。
もっと詳しくマックジョブについて知りたい方は下記記事を読めばわかります。
- なぜマクドナルドのジョブでマックジョブ?
- マックジョブを続けていいのか
- マックジョブに就いてもいいのか
などを解説しています。
介護職は本当にマックジョブなのか?
マックジョブの定義から考えてみる
マックジョブの定義と介護職を比較して考えてみましょう。
介護職は本当にマックジョブなの?
・誰にでもできる仕事?
基礎的な部分は無資格でも働くことが可能。
本格的に仕事をするのなら「介護職員初任者研修」という資格以上が必要となってくる。
離職率が高く、求人が通年で出ている。介護職に就職する難易度は低い。
・将来性のない仕事?
■需要について
お年寄りは増えるので需要はつきない
減少していく日本マーケットで、上昇方向を示していく数少ない市場
■キャリアについて
介護福祉士→施設長/ケアマネ、
福祉住環境コーディネータ、
心理カウンセラー、
アロマセラピスト、
リフレクソロジスト、
理学療法士、
上記は一例であり、幅広いキャリアが考えられる。
■長く働き続けられるか?
体を壊して退職し、パートとして勤務する人が一定数がいるのは事実
また夜勤や休日出勤もあり、生活リズムが不安定になり体調を崩す人も
長く働くには自分で自分の体のメンテナンスをすることが必須
介護職は本当にマックジョブなの?
介護職の入り口は確かに誰にでもできる肉体労働だと思います。
しかし将来性に関しては非常に有望です。
まず日本の人口動態を考えても、お年寄りは今後20年間増え続けます。
ゆえに今後20年間はお年寄りの数は増加傾向となります。
需要から考えても将来性はあります。
キャリアの面から考えても、幅広い選択肢があり、学ぶ意欲さえあれば上に行くことができます。
またAIの台頭によっても、影響はほぼない業界です。
なので私は、介護職はマックジョブだとはまったく思いません。
ただし体や心を壊したら元も子もないので、適度に休みを入れるなど長く働き続ける工夫を自分で取り入れることが重要です。
でも介護職をマックジョブだという人が多い理由は?
ではなぜ介護職をマックジョブだと思っている人多いのでしょうか。
それはマックジョブの定義を知らずに、イメージだけで語っている人が多いからです。
マックジョブの定義は再三お伝えしている通り、
誰にでもできる単純労働で、かつ将来性のない仕事のこと。
もっと詳しくマックジョブについて知りたい方は下記記事を読めばわかります。
- なぜマクドナルドのジョブでマックジョブ?
- マックジョブを続けていいのか
- マックジョブに就いてもいいのか
などを解説しています。
ただ世間一般のマックジョブのイメージは、
誰にでもできる単純労働で3K(きつい、汚い、危険)、かつ将来性のない仕事。
だと思われています。
確かに介護職は利用者の方におしっこをかけられたり、排泄物や吐瀉物の処理を行ったりします。
中でも最悪なのは水様便。
水様便とは
ほぼ水の便のこと。
便のうち、9割が水分の場合そう呼ばれます。
飛び散るので片付けが広範囲で必要になりますし、臭いもひどいです。
そして老人とあなどるなかれ。
戦時中を生き抜いたふるつわもの達を相手にする仕事です。
謎にエネルギッシュです。
確かに介護職は、世間一般のマックジョブのイメージにあてはまってしまうため、そう思われてしまうのだと思います。
はずかしながら私も、この記事を書くまではそう思っていました。
が、記事を書くにあたって知人の介護士の方にインタビューを行ったり、詳しく調べていく中でとても素敵な職種だと知ることができました。
この記事を現役介護士の方が見ておられましたら、ご自身の職業を卑下することなく、胸を張って職務を遂行してほしいと思っています。
しかし介護職が自分と合わないんじゃないか…?
という違和感を持つ方でしたら、異業種への転職をおすすめします。
合わない仕事を続けていてもつらいだけですし、キャリアアップへの意欲も湧かないと思います。
つらい仕事を続けるよりも、一度立ち止まり、自分にあった職種を見つけた方が人生の幸福度は高まります。
介護職ってマックジョブなのか?この記事のまとめ
介護職ってマックジョブなの?
- 誰にでもできる仕事?
入り口は確かに就職しやすいので、誰にでもできる
しかし広い職務を行うには専門的な資格が必要となる - 将来性のない仕事?
需要は今後ますます増えていくことが予想される
またキャリアの種類も豊富で、自分の興味に応じてとる資格を選べる
唯一の懸念点は体を壊してしまうこと。長く続けたい場合、自分の体を労ってあげよう。